ヘルツォグ賞 (Hertzog Prize / Hertzogprys)
へるつぉぐしょう
アフリカーンス語作家に贈られる年次の権威ある文学賞(詩・散文・演劇の各部門)。
- 創設年
- 1914
- 主催
- Suid-Afrikaanse Akademie vir Wetenskap en Kuns (South African Academy for the Sciences and Art)
- カテゴリー
- 詩・現代詩
- 選考方式
- 推薦
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 賞のステータス
- 活動中
説明
ヘルツォグ賞(Hertzog Prize / Hertzogprys)は1914年に創設され、Suid-Afrikaanse Akademie vir Wetenskap en Kuns(南アフリカ科学芸術アカデミー)によってアフリカーンス語の作家に毎年授与される文学賞です。詩、散文、演劇の各部門で授与され、かつては科学的著作(Scientific prose)の部門もありました。初期の運動(Tweede Taalbeweging)の一環として設立され、最初の受賞者はTotius(その詩集Trekkersweeが初期受賞作として知られる)です。賞の金銭的な詳細や公開された応募締切はこの記事内に記載がなく、授賞はAkademieの委員会による選考で行われます。
賞品
- 主賞品
- 名誉賞(アフリカーンス語文学における最高の栄誉)
- 受賞による名声・評価
- 受賞記録としての掲載(受賞者リストへの掲載)
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 選考(Akademie内の審査) | Suid-Afrikaanse Akademieが指名する審査委員会 | <非公開> | Suid-Afrikaanse Akademieによる発表(プレスリリース等) |
選考基準
- アフリカーンス語で書かれた文学作品としての卓越性
- 詩・散文・演劇それぞれのジャンルにおける芸術的・学術的貢献
- 作品や作家の受容・影響・業績(生涯業績が考慮される場合あり)
応募のヒント
推奨
- 応募が可能な場合はアフリカーンス語での提出を基本とする(該当する部門に準拠)
- 作品の刊行情報や版次、レビュー・受賞歴などを明示する
- 提出前に作品の校正・推敲を入念に行い、完成度を高める
- 該当するジャンル(詩・散文・演劇)の慣例に沿った体裁でまとめる
注意
- 応募要項や提出フォーマットを守らないこと
- 未完成の草稿や不明確な出版情報を提出すること
- 審査側の指示に反する形式での提出(複数の無関係ファイル等)
関連の賞
- SA Akademiepryse (South African Academy prizes)
- その他の南アフリカの文学賞(South African literary awards)
公式情報
http://www.akademie.org.za/過去の受賞者
アフリカーンス語の劇作家。提供資料では2024年のHertzog Prize(演劇)は戯曲『Mirre en Aalwyn』に対して授与されたと記載されている(出典:2024年プレスリリース)。
資料では個別作品は示されておらず、劇作全体に対する受賞である旨が記載されている。
アフリカーンス語の劇作家。資料のプレスリリース参照により2021年のHertzog Prize(演劇)受賞者として掲示されている(資料中に作品名は明示されていない)。
提供資料には特定の単一作品が明示されておらず、受賞は劇作に対する評価であると読み取れる。
南アフリカの作家・劇作家。資料では2018年のHertzog Prize(演劇)受賞者として名前が挙げられているが、掲載資料には個別の受賞作が明示されていない。
南アフリカの詩人・作家・ジャーナリスト。真実和解委員会(TRC)や記憶、和解に関する著作・詩で国際的に知られる。
アフリカーンス語の劇作家。2015年のHertzog Prize(演劇)は戯曲『Rooiland』および『Oorsee』が受賞対象として挙げられている(出典:資料のDrama欄)。
南アフリカの小説家・詩人。代表作『Agaat』などで知られ、言語や歴史、倫理を巡る作品を発表している。
出典の記載に基づき、1983年までの劇作作品全体が受賞対象とされている。個別作品のあらすじは資料に記載がない。
アフリカーンス語の劇作家。資料では2012年のHertzog Prize(演劇)は1983年までの劇作作品全体に対して授与されたと記載されている。
南アフリカのアフリカーンス語詩人・作家。個人的経験やアイデンティティを題材にした詩作で知られる。
アフリカーンス語の劇作家。2009年のHertzog Prize(演劇)で戯曲『Kaburu』により受賞(提供資料のDrama欄に記載)。
著名な南アフリカの詩人・作家。2008年は詩集『Die Windvanger』でヘルツォーク賞を受賞していると記録される。
資料中の記述に基づき、2005年までの劇作作品全体が受賞対象とされているため、単一作品の概要は示されていない。
アフリカーンス語の劇作家。資料では2006年のHertzog Prize(演劇)は2005年までの劇作作品全体に対して授与されたとある。
受賞記録に名前と該当作品が残るが、詳細情報(生年・経歴など)は限定的で Wikipedia に記事がない。
資料中では個別作品は示されておらず、劇作作品全体(全集)への授賞として記載されている。
アフリカーンス語の劇作家。資料では2003年のHertzog Prize(演劇)は本人の劇作作品全体(complete drama oeuvre)に対して授与されたと記載されている。
受賞記録には名前と受賞作品が記載されるが、詳細な経歴情報は限られている(該当 Wikipedia ページが存在しない)。
南アフリカのアフリカーンス語作家。2000年のHertzog Prize(演劇部門)で戯曲『Die Jogger』により受賞(出典:提供資料のDrama欄)。
南アフリカの詩人・作家。複数の詩集で高い評価を得ている。1999年は'Oorblyfsels: 'n Roudig'と'Papierblom'が受賞対象として挙げられている。
情報が限られており詳細は不明(Wikipedia に記事がない)。受賞記録では作品『'n Onbekende jaartal』でヘルツォーク賞受賞と記載されている。
南アフリカの著名な劇作家。『Vrystaat-trilogie』や『Trits: Mis, Mirakel, Drif』などで知られる。
南アフリカのアフリカーンス語詩人でジャーナリストとしても活動する。社会的・政治的主題を詩で扱うことが多く国際的にも知られる。
南アフリカのアフリカーンス語詩人。言語や形式に対する実験的なアプローチで知られ、複数の作品が評価された。
南アフリカ出身の詩人・作家。アフリカーンス語での詩作で知られ、形式的実験や社会的・政治的主題を扱う作品がある。
本賞は詩人の詩集全集(al haar digbundels)に対して与えられたもので、受賞対象となった詩作群は宗教性や精神的探求、象徴的なイメージと内面的な省察を特徴とする。
南アフリカのアフリカーンス語詩人。宗教的・内省的な主題を持つ詩作で知られ、詩集全集(al haar digbundels)への評価によりヘルツォーク賞を受賞した。
アフリカーンス語の劇作家。『Ontmoeting by Dwaaldrif』およびその他の劇作品群で評価された。
アフリカーンス語の詩人。詩集『Komas uit 'n bamboesstok』により第20回ヘルトゾグ賞(詩)を受賞。
1979年に『Magersfontein, O Magersfontein!』でヘルツォーグ賞(プローズ)を受賞。
アフリカーンス語の劇作家。政治的・社会的テーマを扱う作品で知られる。
アフリカーンス語の詩人。詩集『Van vergetelheid en van glans』により第19回ヘルトゾグ賞(詩)を受賞。
アフリカーンス語の詩人。選集『Uys Krige: 'n keur uit sy gedigte』により第18回ヘルトゾグ賞(詩)を受賞。
南アフリカの劇作家。該当情報は限られているが、複数の戯曲でヘルツォーグ賞を受賞している。
アフリカーンス語の詩人・作家。詩・劇の双方で高く評価され、複数回ヘルツォーグ賞(Hertzog Prize)を受賞している。
アフリカーンス語の詩人。詩集『Gedigte』(1919、後に『Eugène en ander gedigte』に改作)により第13回ヘルトゾグ賞(詩)を受賞。
南アフリカの詩人・作家・医師。アフリカーンス文学の重要な作家の一人。
アフリカーンス語の詩人。詩集『Die stil avontuur』および『Belydenis in die skemering』により第11回ヘルトゾグ賞(詩)を受賞。
『Die halwe kring』は分断や不完全さを象徴的に描く詩集で、中間性や欠落感を主題に個人と共同体の関係を考察する。形式的実験と哲学的洞察が融合した成熟期の重要作である。
アフリカーンス語を代表する詩人・批評家。思想的・哲学的な詩作で知られる。
『Alleenspraak』は独白的な語りを通して個人の内面や文化的アイデンティティを探る詩集で、哲学的・思想的な問いを含む。言語と存在の関係を洞察的に扱い、近代アフリカーンス詩における理性的側面を強めた作品である。
アフリカーンス語を代表する詩人・批評家。思想的・哲学的な詩作で知られ、言語と文化の問題を深く扱った。
『Vreemde liefde』は奇異な愛の形を探る作品群で、欲望と伝統の衝突を詩的に描写する。一方『Ballades』は物語性の強い叙事詩集で、民族的物語や歴史的事象を民謡調で詠い、文化的記憶を表現する二面性を持つ作品群である。
アフリカーンス語の詩人・文化人。叙情詩と叙事詩の両面で作品を残した。
ペンネーム「Mikro」として知られる作家(Christoffel Hermanus Kühn)。1936年にプローズ部門で『Toiings』および『Pelgrims』により受賞。
南アフリカの法曹家・作家。法曹の職にありながら文学作品(演劇など)も手掛けた。
『Die ryke dwaas』は富と愚かさ、社会的虚栄を題材にした詩集で、個人の孤立や存在に対する疑問を鋭く描く。象徴性と哲学的思索が交錯する詩風で、近代的な問題意識を示す作品である。
アフリカーンス語の詩人。象徴的で哲学的な詩作を通じて近代的主題に取り組んだ。
『Skoonheidstroos』は美と慰めを主題にした詩集で、精緻な描写と豊かな比喩によって日常や自然の美を詠う。民俗的要素や人間味のある視点が随所に現れ、感覚的で読者の共感を呼ぶ表現が特徴である。
南アフリカの詩人・作家。豊かな描写と民俗的要素を含む作品で知られる。
『Passieblomme』は情熱や受難を主題に据えた詩集で、宗教的モチーフと自然描写を通じて信仰と個人の葛藤を探る。神学的な深みと民族的感情が融合し、アフリカーンス詩の精神性を強調する成熟作である。
アフリカーンス語の重要詩人。宗教的・民族的主題を多く扱い、アフリカーンス文学の発展に寄与した。
アフリカーンス語の小説家。1933年にプローズ部門で『Die sprinkaanbeampte van Sluis』により受賞。
『Die nuwe boord』は土地や境界、社会変動を扱った詩集で、農村生活の細部や土地に対する愛着、近代化がもたらす変容を詩的に検討する。歴史的・社会的背景を反映した叙述が特徴である。
アフリカーンス語の作家・詩人。土地や社会の変化を題材にした作品で知られる。
『Rose van herinnering』は回想と記憶をテーマにした詩集で、過去の愛や喪失を薔薇の比喩で織り上げる。郷愁と個人的記憶を普遍的な感情へと昇華させる叙情性が際立ち、静謐で内省的な詩風が特徴である。
アフリカーンス語の詩人。回想的・抒情的な主題を扱う詩作で知られる。
アフリカーンス語で執筆した作家。1927年に『Diamantkoors』および『Twee fortuinsoekers』によりプローズ部門で受賞。
アフリカーンス語の作家。1927年にプローズ部門で『Skaduwees van Nasaret』により受賞。
アフリカーンス語の小説家。1927年にプローズ部門で『Ampie: die meisiekind』により受賞。
『Gedigte』はA.G.ヴィッサーの詩集で、自然の美や恋愛、郷愁を抒情的に表現する作品群である。整った韻律と繊細なイメージを用い、平易ながら情感豊かな詩風が特徴で、初期アフリカーンス詩の文体形成に寄与した。
アフリカーンス語の抒情詩人。自然や恋愛、郷愁を題材にした情緒豊かな詩風で知られ、初期アフリカーンス詩の発展に寄与した。
アフリカーンス語の小説家。1925年にプローズ部門で『Ampie: die natuurkind』により受賞。
アフリカーンス語の作家。資料のProse欄により1917年のHertzog Prize(散文)で作品『Teleurgestel』により受賞。
『Trekkerswee』は1915年刊の詩集で、ボーアの大移動(トレック)や開拓に伴う苦悩と喪失、信仰の葛藤を中心に描く。自然描写と聖書的比喩を織り交ぜ、民族的記憶と宗教的慰めを追求し、アフリカーンス詩の形成に大きく寄与した作品である。
アフリカーンス語の詩人(筆名トティウス)。宗教的・民族的主題を多く扱い、アフリカーンス文学の初期を代表する存在。代表作に『Trekkerswee』がある。