プリンセサ・デ・アストゥリアス賞 (Princess of Asturias Awards)
ぷりんせさ・で・あすとぅりあすしょう
スペインのPrincess of Asturias Foundationが毎年授与する国際的な賞。文学を含む複数部門ごとに受賞者が選ばれ、賞金や彫刻などが贈られる。
- 創設年
- 1980
- 主催
- Princess of Asturias Foundation (Fundación Princesa de Asturias)
- カテゴリー
- 研究・翻訳・学術
- 選考方式
- 推薦
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 賞のステータス
- 活動中
説明
Princess of Asturias Awards(旧:Prince of Asturias Awards)は、Princess of Asturias Foundation(かつてのPrince of Asturias Foundation)が科学、人文、公共問題などの分野で顕著な業績を挙げた個人・団体に対して授与する年次国際賞のシリーズ。1980年に財団が設立され、1981年に最初の授賞が行われた。授賞式は通常毎年10月にオビエド(オビエドのTeatro Campoamor)で行われ、出席した受賞者には賞状、Joan Miróによる彫刻、財団のエンブレムバッジが授与され、各部門につき€50,000の賞金が支払われる(受賞者が複数いる場合は分配)。
賞品
- 主賞品
- 各部門の受賞者に€50,000(受賞者が複数の場合は分配)、賞状、Joan Miró作の彫刻、財団エンブレムのピン等
- 賞金
- 50,000 EUR
- diploma(賞状)
- sculpture by Joan Miró(彫刻)
- pin with Foundation emblem(ピン)
- 受賞者が不在の場合、彫刻や経済的恩典を受け取れない場合がある
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 推薦(ノミネーション) | Princess of Asturias Foundationが指名する専門家・機関からの推薦 | — | 候補者情報は財団の内部手続きおよび公式発表を通じて管理される |
| 一次選考(書類・実績審査) | 財団の委員会による履歴・功績の精査 | — | 一次選抜の結果は内部でまとめられ、次段階へ進む候補が選定される |
| 最終審査(審査委員会による評議) | 審査委員会(財団が任命する専門家・学識者) | — | 審査委員会の評議により各部門の受賞者が確定する |
| 授賞式(公式発表・贈呈) | 財団および主催側(式典にて正式に発表) | — | 正式な受賞発表は授賞式(通常10月)で行われる。公式サイトとプレスリリースでも公表される |
選考基準
- 学術的・文化的貢献の大きさと持続性
- 国際的影響力や普遍性
- 分野における顕著な業績・革新性
- 人類の文化遺産・社会福祉への寄与
応募のヒント
推奨
- 分野で顕著な業績と国際的な影響を示す出版・活動を整備する
- 所属機関や学会を通じた推薦を得られるようにネットワークを構築する
- 授賞式への出席が可能であることを考慮する(不在だと彫刻や賞金を受け取れない場合がある)
- 業績の客観的証拠(受賞歴、引用数、実務的成果等)を明確に示す
注意
- 授賞式への欠席を前提にする(不在時に賞品や賞金が支払われない規定がある)
- 単に話題性だけを狙った短期的な活動に頼る
- 推薦・ノミネーションの手続きを無視して自己申請のように振る舞う(多くは推薦ベース)
審査員から
- 選考ではその業績がもたらす“普遍的”な意義と持続性が重視される
- 国際性、文化的対話への貢献、分野の発展につながる創造性や革新性が評価される
- 推薦者や所属機関からの信頼できる裏付けが結果に影響する
関連の賞
- Miguel de Cervantes Prize (Premio Miguel de Cervantes)
- Nobel Prize in Literature
- その他国際的・国内の文学賞(例:国別の主要文学賞、文化賞)
公式情報
https://www.fpa.es/en/princess-of-asturias-awards/過去の受賞者
2025年の Premio Princesa de Asturias de las Letras は、エドゥアルド・メンドーサの小説家としての全体業績に贈られた。バルセロナを主な舞台に、ゴシック小説、SF、犯罪小説の要素を交えながら、ユーモア、風刺、パロディで都市と社会の矛盾を描いてきた仕事が評価された。『La verdad sobre el caso Savolta』に始まる代表作群が、その半世紀に及ぶ創作の核になっている。
バルセロナを起点に、ユーモアと風刺で都市の矛盾を描き続ける。
スペイン・バルセロナ出身の小説家。ユーモアと風刺を織り交ぜた語りで都市生活や社会の矛盾を描き、幅広い読者に支持される。多様なジャンルでの創作と社会観察が評価されている。
アナ・ブランディアナは象徴的で緊密な詩作を通じて、個人と社会の記憶、自由、歴史的経験を掘り下げる。抑制の効いた表現で政治的・倫理的テーマに向き合い、国際的にも評価される詩的業績が受賞の対象となった。
ルーマニアを代表する詩人。簡潔で象徴性の高い詩作を通して記憶や自由、歴史の問題を探求し、反体制的な立場や市民的活動でも知られる。詩の言語によって社会的・倫理的課題に光を当てる。
村上春樹は『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』『1Q84』などの代表作を通じて、孤独や喪失、アイデンティティといった普遍的テーマを幻想的手法で描き、現代文学における独自の地位を確立した。音楽や日常の細部を織り交ぜた語りが特徴。
日本を代表する小説家。現実と幻想を混ぜ合わせる独自の語り口とポップカルチャー的モチーフで国際的な読者を持つ。孤独や喪失、都市生活など普遍的なテーマを扱った作品で知られる。
哲学的・倫理的テーマを織り込んだ現代演劇を通じて、観客に倫理的判断と想像力を促す作家。歴史的事象や抽象概念を素材に、演劇表現の刷新と人間の尊厳に関する鋭い洞察を提示する点が受賞理由となった。
スペインの劇作家。哲学的・倫理的問題を扱う戯曲で国際的評価を得ており、劇の形式や観客との対話を通じて社会的・道徳的問いを提示する作品を多数執筆している。
私小説的要素とルポルタージュを往還する作品群で知られる。代表作では個人の心理と社会的事件を鋭く描き、現実と虚構のあいだに潜む倫理的・存在的問いを読者に突きつける。幅広いジャンル横断的な文学活動が受賞対象となった。
フランスの作家。私的体験と報道を融合したノンフィクションや長編小説で知られ、現実と虚構の境界を曖昧にする独自の語り口で国際的に評価されている。人間心理や社会的事件を深掘りする作風が特徴。
アン・カーソンの受賞対象は単独書籍ではなく、古典学の深い知見を踏まえた詩、翻訳、エッセイの総体である。ギリシャ・ラテン古典を現代の詩的思考へ接続し、知性と感情を同時に更新する業績が評価された。
古典を現在に引き寄せる、詩と翻訳の仕事全体が評価された。
古典文献の深い学識を基盤に、古典と現代詩を融合させる独自の詩作・翻訳・エッセイで知られる作家。学術的厳密さと詩的感受性を兼ね備えた作品群を通じて、人文学の伝統を現代に再活性化した。
シリ・ハストヴェットの受賞対象は、小説、エッセイ、フェミニズム、心理学、神経科学を横断する学際的な業績であり、単一作品ではない。記憶、身体、自己、芸術の制度をめぐる探究が評価された。
小説と論考を往還し、自己と身体をめぐる問いを深める。
小説とエッセイを横断する作家で、フェミニストの視点から記憶やアイデンティティ、精神と身体の関係を探求する。人文学と科学の対話を志向する知的な作風が国際的に評価されている。
フランスの作家フレッド・ヴァルガスのミステリー作品群に対して与えられた受賞で、独創的なプロット、人物描写のアイロニー、文化的洞察の深さが評価された。個別の単行本ではなく、作家の業績全体をたたえる内容になっている。
独創的なプロットと文化的洞察で、現代ミステリーを更新してきた作家への評価。
フランスの推理作家で、独創的なプロット、登場人物の個性描写、深い文化的洞察を兼ね備えた作品で知られる。歴史や社会的背景を巧みに織り込みつつ、人間の善悪や倫理を問う物語を展開する。
ザガイェフスキは、追憶、亡命、時間感覚を軸に抒情詩を書き続け、個人の記憶とヨーロッパ文学の伝統を結びつけた。受賞対象は単一の本ではなく、詩人としての仕事全体である。
追憶と亡命の感覚を、静かな抒情と思想へと変える詩作。
ポーランドの詩人。追憶や時間、亡命の経験といった主題を通じて、西洋詩の伝統と個人的記憶を結びつける抒情的かつ哲学的な詩作で国際的に高い評価を得た。
リチャード・フォードの現代アメリカ小説への貢献をたたえる業績表彰であり、単一の書籍を対象にした受賞ではない。抑制された語り口と精密な人物描写が、アメリカ文学の一つの到達点として評価されている。
単一作品ではなく、リチャード・フォードの作家業績そのものをたたえる授賞。
アメリカの小説家で、日常の細部を通して個人の孤独や社会の断面を描くことで知られる。抑制的で緻密な筆致により、匿名性や疎外を抱える人物像を深く掘り下げる作風が評価された。
キューバ社会を描く小説群としての評価であり、単独の一冊ではなく作家活動全体への授与とみなすのが妥当だった。
一冊の本ではなく、作品群への評価。
キューバ出身の小説家。伝統と現代性を兼ね備え、人々の声や失われた物語に耳を傾ける作風が特徴。歴史と個人の境界を探りながら、真実の探求を中心にした多様なジャンルの作品で国際的に評価を受ける。
ジョン・バンヴィルの小説創作全体、とくに叙情性と知的な構成力、Benjamin Black名義の犯罪小説まで含む仕事が評価された。
単一作品ではなく、小説家としての蓄積そのものが評価の中心にある。
アイルランドの小説家。洗練された美的感覚とリリカルな文体で知られ、ペンネームBenjamin Blackでの犯罪小説と並行して、神話的・哲学的な参照を織り込んだ重層的な物語を構築する作家として評価される。
ムニョス・モリーナは、スペイン近現代史の重要な場面や市民生活の断片を素材に、記憶と時間の関係を掘り下げる作品を発表してきた。歴史的事件を個人史の視点から再構成し、知的な語りと感情の深さを両立させる叙述が特徴である。
スペインの小説家。国の歴史の断片や個人的記憶を織り込みながら、歴史的・社会的出来事と個人の経験の交錯を描く叙述で知られる。深みのある構成と歴史意識を備えた作品群が評価された。
ロスはユダヤ系アメリカ人の経験、性、政治、個人的葛藤を主題に、鮮烈な語り口と深い心理描写で現代社会を描出した。代表作を通して自己と社会の緊張を露わにし、アメリカ小説の伝統に新たな視座をもたらした。
アメリカを代表する小説家の一人。ユダヤ系アメリカ人のアイデンティティや個人の欲望と社会的状況の葛藤を鋭く描き、ユーモアと皮肉を織り交ぜた作風で20世紀後半の米文学に大きな影響を与えた。
詩人として出発し、シンガーソングライターとして世界的に知られるコーエンは、詩的な言語と宗教的・性愛的主題を歌詞に織り込み、孤独や喪失、信仰と時間を深く掘り下げる作品群で三世代に影響を与えた。詩と音楽の境界を曖昧にする表現が特徴である。
カナダ出身のシンガーソングライター、詩人、小説家。詩的な言語と宗教的/性愛的主題を歌詞と詩に織り交ぜた独自の表現で、世界的に影響を与えた。2011年にプリンス・オブ・アストゥリアス賞(文学)を受賞。
十字軍をアラブ側の視点から再検討した歴史的研究・随筆。中世の出来事を異なる文化的視点から描き出すことで、歴史理解の多様性と文化間対話の重要性を示し、従来の一面的史観に挑戦する作品。
レバノン生まれのフランス語作家。地中海世界や多文化共生を題材に歴史小説やエッセイを執筆し、文化間の対話と寛容を訴える作品群で国際的に高い評価を受ける。
戦後の記憶と喪失を主題にした初期代表作。戦没者の遺骨収集にまつわる旅を通じて、権力、暴力、記憶の不可避な重みを描き、寓話的手法で総体的な歴史の悲劇性を浮かび上がらせる作品である。
アルバニアを代表する作家。寓意的・詩的な語りで独裁や圧政、歴史の悲劇を描き出し、抑圧と抵抗、文化的記憶の問題を普遍的な文学へと昇華させている。
専制的ディストピア社会を舞台に、女性の身体と権利が管理される世界を通して権力・宗教・ジェンダーの問題を鋭く批評する小説。個人の抵抗と記憶を通じて普遍的な人権の問題を突きつける作品。
カナダの著名な作家。ジェンダーや権力、環境などをテーマに多様なジャンルで創作を行い、特にディストピア小説『侍女の物語』で国際的な影響力を持つ文化批評的作家として知られる。
作家自身の家族史を軸に、ユダヤ系移民の歴史とイスラエル建国期の混乱を描く大著。個人的な喪失と国の変動を重ね合わせることで記憶の場所と歴史の重みを叙情的に表現している。
イスラエルを代表する作家・思想家。個人的記憶と国の歴史を重ね合わせた叙述を得意とし、和平と寛容を訴える立場から社会的・政治的に深い洞察を示す随筆や小説で国際的に評価された。
探偵小説の形式を借りつつ現実と虚構、語り手の主体性を問い直す短編連作。都市の匿名性や偶然の作用を通してアイデンティティと物語の構造を解体・再構築するメタフィクションの傑作群である。
アメリカの小説家。偶然やアイデンティティ、物語性を主題にしたメタフィクション的作品で知られ、都市の孤独や存在の不確かさを詩的かつ知的に描写する作家として国際的評価を得ている。
家族の移動と世代を通した記憶を主題に、幻想的要素を織り交ぜながらブラジル社会の形成と個人の運命を描く叙事。言語表現の豊かさと歴史的想像力を通じて民族的記憶を照らし出す作品。
ブラジルの小説家。家族史や移民の経験、個人と社会の交差を豊かな物語語りで描き、幻想的要素と記憶による叙述でブラジル文学に独自の位置を占める。
ドナウ流域を辿る紀行随想で、歴史・文化・文学の断片を織り交ぜながら地域の記憶と多様性を描く。個別のエピソードを通じてヨーロッパの形成過程と文化間対話の可能性を考察する作品群の代表作。
イタリアの作家・学者。中欧を題材にした随想や歴史的紀行を通じて文化の交差や記憶を文学的に探求し、ヨーロッパの多様性と越境するアイデンティティについて示唆的な作品を発表している。
イスラム世界の男女関係や文化的慣習を歴史的・社会学的に分析した著作。文献と口承を織り交ぜ、宗教と権力、ジェンダーの相互作用を明らかにし、女性の視点から社会変動を考察する重要な研究・随筆である。
イスラム世界の男女関係や文化的慣習を歴史的・社会学的に分析した著作。文献と口承を織り交ぜ、宗教と権力、ジェンダーの相互作用を明らかにし、女性の視点から社会変動を考察する重要な研究・随筆である。
モロッコ出身の社会学者・フェミニスト。イスラム社会における女性の役割やハラムの身体化を扱った研究と著述で知られ、学術と一般向け随筆の両面で国際的な影響力を持った。
写真が社会に果たす役割と視覚文化の問題を論じた随筆集。イメージの消費と真実性、記憶との関係を批判的に検討し、現代メディアにおける写真の倫理と力学を問い直す重要な論考である。
写真が社会に果たす役割と視覚文化の問題を論じた随筆集。イメージの消費と真実性、記憶との関係を批判的に検討し、現代メディアにおける写真の倫理と力学を問い直す重要な論考である。
アメリカの批評家・作家。文化・表象・写真論における鋭い論考で知られ、現代文化の解読に大きな影響を与えた。多様なジャンルで社会的・倫理的問題を追究した。
2002年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、アーサー・ミラーの劇作家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
20世紀アメリカ演劇を代表する劇作家。個人の良心や社会的圧力を主題とした戯曲で知られ、『セールスマンの死』などを通じてアメリカ社会の矛盾を鋭く描いた。
2001年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、ドリス・メイ・レッシングの作家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
英連邦圏で活動した作家。植民地体験や女性の精神世界、政治的葛藤を題材にした作品群で国際的評価を得る。代表作『金色のノート』でフェミニズム文学に重要な影響を与え、2007年にノーベル文学賞受賞。
2000年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、アウグスト・モンテロソの短編小説家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
グアテマラ出身の作家。短編を中心とした凝縮された文体と、セルバンテス的な憂愁を帯びたユーモアで知られ、短編文学の表現を革新した功績が評価された。
グンター・グラスの文学的・社会的な生涯業績をたたえる受賞記録。
生涯の業績を示す記録。
ドイツの小説家・詩人。創作と随筆を通じて市民的良心と人文主義を体現し、自由や弱者の擁護といった倫理的主題を文学的に追求したことが評価された。
1998年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、フランシスコ・アヤラ・ガルシア=ドゥアルテの小説家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
スペインの小説家・評論家。社会学的な視点や学者としての活動、回想録や評論を通じて人間の本質に迫る著作を展開し、明晰で寛容な洞察が高く評価された。
アルバロ・ムティスの単一作品ではなく、詩と物語を含む全業績への表彰。マクロルを中心とした創作世界そのものが評価された。
一冊ではなく、詩人・小説家としての業績全体をたたえる授賞。
コロンビアの詩人・小説家。詩的かつ物語的な作品を通じて独自の叙述世界を構築し、魔術的リアリズムの要素と現代的な人間の問題意識を融合させた点が評価された。
フランシスコ・ウンブラルの単一作品ではなく、文学的な全業績をたたえる表彰。時評、随筆、小説をまたぐ独自の文体が評価された。
一冊ではなく、文学活動全体をたたえる授賞。
スペインの作家・エッセイスト。個人的・歴史的記憶を主題にした作品群、日常のコラムを芸術的な実践に転化した文体、鋭い風刺と詩的飛翔を併せ持つ表現で知られる。
スペインの詩人・批評家カルロス・ブオソーニョの詩作と理論的業績を讃える生涯業績賞。単独の書籍ではなく、文学的キャリア全体が顕彰対象になっている。
詩と批評の両面で大きな足跡を残した作家への顕彰。
スペインの詩人・批評家。詩表現論や象徴主義に関する研究と批評で知られ、世代をつなぐ役割を果たしながら若手詩人の育成にも寄与した学術的・創造的業績が評価された。
1994年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、カルロス・フエンテス(カルロス・フエンテス・マシアス)の小説家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
メキシコ出身の作家。著作を通じて想像力の自由と思想の尊厳を擁護し、文化や国際的連帯に寄与した点が評価された。思想的かつ倫理的な主題を扱う作品群で国際的にも知られる。
1993年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、クラウディオ・ロドリゲスの詩人としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
スペインの詩人。日常の現実を照らし出しつつ象徴的な深みを保つ詩作で知られ、1950年代の詩人グループにおける重要人物として現代詩に影響を与えた。
1992年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、フランシスコ・ニエバの劇作家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
スペインの劇作家。伝統的なスペイン演劇の刷新に努め、言葉の創造力や舞台空間の独創性で知られる。演劇表現の拡張に寄与した業績が評価された。
1991年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、ジアンニナ・ブラスキの作家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
プエルトリコの市民に対する表彰。代表機関が模範的な決断を示し、スペイン語を国の唯一の公用語として宣言したことを称え、言語的・文化的アイデンティティの保護を評価して贈られた賞。
1990年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、アルトゥーロ・ウスラール・ピエトリの小説家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
ベネズエラ出身の作家で、スペイン語圏における近代歴史小説の創始者の一人とされる。豊かな文学活動を通じて地域の想像力と文化に寄与したことが評価された。
1989年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、リカルド・グヨン・フェルナンデスの作家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
スペイン文学研究の長年の功績により受賞。研究と批評を通じてスペイン文学の理解を深め、大学や国際的な場でその価値を広めたことが評価された。
1988年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、カルメン・マルティン・ガイテの小説家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
現代スペイン小説に重要な足跡を残した作家。中期リアリズムと現代小説の親密な視線を結び、特に女性の問題に対する洞察が評価された。
1988年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、ホセ・アンへル・ヴァレンテの詩人としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
哲学的・象徴的で密度の高い詩作を展開した詩人。存在の問いや現象学的探究を通じて、深い詩的思索を示した作品群が評価された。
1987年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、カミロ・ホセ・セラの小説家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
20世紀スペイン文学を代表する作家。豊富で評価の高い作品群を通じて、スペイン文学に大きな影響を与えた業績が評価された。
1986年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、マリオ・バルガス・リョサの小説家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
ペルー出身の国際的作家。卓越した物語性と多様なテーマの探究を通じ、創造的自由と語りの力で文学的功績を示した点が評価された。
1986年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、ラファエル・ラペサの言語学者としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
スペイン語史の研究で知られる学者。スペイン語の歴史を明らかにし、教育と研究を通じて言語学の普及に貢献した功績が評価された。
詩人アンヘル・ゴンサレスの創作全体をたたえる生涯業績賞で、単独の書籍タイトルではない。
一冊の本ではなく、詩人の仕事全体が顕彰対象になっている。
時代の懐疑や冷笑に対して逆説的な優しさを湛えた詩作で知られる詩人。人間性への共感と抒情性により詩の力を示した業績が評価された。
独自の審美観に基づく詩作で新たな詩的傾向に影響を与えた業績が評価された。言語感覚と形式の追求が特徴で、詩壇に持続的な影響を残した。
作品そのものよりも、詩人としての到達点が評価された。
独自の美的態度を貫いたスペインの詩人。形式と美意識の研ぎ澄まされた詩作により、スペイン詩の新たな潮流に影響を与えた点が評価された。
Juan Rulfo に対する Prince of Asturias Awards の項目で、単独書籍ではなく生涯業績の顕彰を示す。
本ではなく、作家の全体業績をたたえる項目。
メキシコの重要な作家。美的品質と叙述の新奇性に富む作品で知られ、母国の物語表現に決定的な影響を与えた業績が評価された。
1982年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、ミゲル・デリベス・セティエンの小説家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
現代スペイン文学を代表する小説家。日常と社会を繊細に描く筆致と、スペイン語表現の巧みさにより現代スペインの諸相を文学化した業績が評価された。
1982年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、ゴンサロ・トレンテ・バジェステルの作家としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
多面的な作風で知られるスペインの小説家。独自の物語構成と描写力をもち、現代スペインの現実や歴史を多様な手法で表現した業績が評価された。
1981年のプリンシペ・デ・アストゥリアス賞(文学)は、ホセ・イエロ・デル・レアルの詩人としての業績全体を顕彰した。
単独作品ではなく、作家としての全体業績をたたえる授賞。
スペインを代表する詩人。強い叙情性と歴史的証言性を併せ持つ詩作で知られ、個人的記憶と社会的体験を倫理的視点から掘り下げた作品群が評価された。