サヒティヤ・アカデミー賞(ベンガル語部門)
さひてぃや・あかでみーしょう(べんがるごぶもん)
インドの国立文学アカデミーSahitya Akademiがベンガル語の作家に毎年贈る主要文学賞(1955年創設)。
- 創設年
- 1955
- 主催
- Sahitya Akademi(インド国立文学アカデミー)
- カテゴリー
- 詩・現代詩
- 選考方式
- 推薦
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 賞のステータス
- 活動中
説明
Sahitya Akademiが認定する各言語(この場合はベンガル語)で書かれた優れた文学作品・作家に対して毎年1名に授与される賞。1955年に始まり、詩・小説・短編・批評・随筆など幅広いジャンルを対象とする。インドの文学賞の中ではJnanpith Awardに次ぐ評価を持つことが多い。受賞者はSahitya Akademiの選考手続きに基づき決定され、通常年末に発表される。
賞品
- 主賞品
- Sahitya Akademi Award(賞金および賞状/表彰)
- 賞金
- 100,000 INR
- 賞状・記念品
- 注:記事参照時点での米ドル換算は約1,200 USD(目安)
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| ノミネーション | 各言語の選考委員会や学識経験者によるノミネート | — | 内部プロセス(公式発表は最終決定時) |
| 審査(言語別委員会) | ベンガル語分野の専門家パネル(Sahitya Akademiの言語別委員会) | — | 選考結果は最終候補としてまとめられる |
| 承認・発表 | Sahitya Akademiの評議会/理事会による承認 | — | 公式ウェブサイトおよびプレスリリースで発表 |
選考基準
- 文学的価値・芸術性
- 作品の独創性・表現力
- 言語および文化への貢献度
- ジャンル内での優れた業績(詩・小説・批評など)
- 翻訳作品の場合は翻訳の質と原作への貢献
応募のヒント
推奨
- 代表作や刊行実績を整え、著作の入手可能な情報を明確にする(出版社・刊行年等)。
- 研究・批評作品は出典や注釈を明確にし、翻訳作品は翻訳の質を示す。
- 地域・言語コミュニティでの貢献(公演、講演、継続的な業績)を記録する。
注意
- 虚偽の情報を提供しない。
- 未確認の第三者の推薦や非公式な噂に頼らない。
- 応募・ノミネートの方法を誤解した自己申請のみで成果を期待しない(選考は学会的選考が中心)。
審査員から
- 文学的完成度と同時に、言語や文化への貢献を重視します。
- ジャンルを越えた視点や社会的影響も評価されることが多いです。
- 翻訳作品は原作と翻訳の双方の質を重視します。
関連の賞
- Jnanpith Award
- Sahitya Akademi Translation Prize
- Yuva Puraskar (Sahitya Akademi Yuva Puraskar)
- Bal Sahitya Puraskar
- Sahitya Akademi Award(他言語部門)
公式情報
http://sahitya-akademi.gov.in/awards/akademi%20samman_suchi.jsp過去の受賞者
本作は水辺や海を主題に据え、自然と人間の関係、喪失と再生をめぐる物語を紡ぐ小説である。象徴的なモチーフと叙情的描写を用いて、共同体の衰退や個人の内面を探り、環境や記憶に関する問いを立てる。
現代ベンガル語文学で活動する作家。自然や共同体、記憶といった主題を繊細な筆致で描く傾向があり、叙情的で象徴的な表現が特徴である。
本作は寓話的・物語的要素を取り込みながら、人物の機知や倫理、社会の不条理を描き出す長編小説。歴史的モチーフやユーモアを交えつつ、正義や人間の弱さについて再考を促す叙事が特徴である。
ベンガル語を中心に作品を発表する小説家。歴史や社会、人間関係を題材にした物語性の強い長編で評価されることが多い。
戯曲集として編まれた本作は、権力やアイデンティティ、歴史的・社会的矛盾を舞台上で鋭く問い直す複数の劇を収録する。象徴的表現や言語的実験を用い、観客の倫理観や政治意識に挑む力作群である。
劇作家として著名で、演劇活動のほか映画や政治分野でも活躍する多面的な文化人。社会的・政治的テーマを舞台で問う力強い作風が特徴である。
回想録に分類される本作は、作者自身の創作と生活の軌跡、出会いと経験を率直に綴る作品群。創作の舞台裏や都市生活の断片、人物との交流が多面的に描かれ、親しみやすい語りと機知に富んだ逸話で時代の様相を浮かび上がらせる。
ペンネーム「Sankar」で知られるベンガル語作家。回想録や都市を舞台にした作品で知られ、軽妙な語り口と記憶の掘り下げを得意とする。
随筆集として編まれた本作は、文学・文化・思想を横断しつつ個人的回想と学術的洞察を融合させる。日常の観察から出発して言語や記憶、アイデンティティの問題を掘り下げるエッセイ群で、抒情性と批評的知性が同居する文章が特徴である。
文学や文化に関する随筆・研究を手がける作家・評論家。翻訳や比較文学の領域でも活動し、文学的洞察に富んだ文章で知られる。
本作は、架空の人物スリクリシュナを軸に、老年期に差し掛かった人々の記憶と現在を行き来しながら家族関係や喪失、時代の変容を繊細に描く長編小説。細やかな心理描写と温かなユーモアで郷愁と再生を浮かび上がらせ、都市化や価値観の変化に直面する共同体の姿も重層的に描写する。
ベンガル語で活躍する作家。日常と人物心理を繊細に描く作風で知られる。長編・短編を手がけ、ユーモアと郷愁を織り交ぜた人間描写が特徴的である。
ベンガル語の小説家。小説『Sei Nikhonj Manusta』で2017年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
歴史・文学に関する随筆で知られる作家。『Mahabharater Astadashi』により2016年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の詩人。詩集『Shono Jabaphul』で2015年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞したと記録されている。
著名なベンガル語詩人。詩集『Piya Man Bhabe』で2014年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の詩人。詩集『Dwaipayan Hrader Dhare』で2013年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の小説家。小説『Birasan』により2012年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞したと記録されている。
ベンガル語の詩人。詩集『Bane Aaj Concherto』で2011年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞している。
インドのベンガル語小説家。長編小説『Khanamihirer Dhipi』で2010年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
エッセイ作品『Keno Amra Rabindranathke Chai Ebong Kibhabe』で2009年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。ウィキペディア記事は未作成と記載されている。
ベンガル語の詩人。詩集『Ghumer Borir Mato Chand』により2008年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の詩人(ウィキペディアに記事が無い人物のため詳細不明)。受賞作『Amar Samay Alpa』(詩集)で2007年に受賞。
実験的かつ独自の詩作で知られる詩人。受賞作『Haspatale Lekha Kabitaguchha』(詩集)でサヒティヤ・アカデミー賞を受賞。
随筆や民俗に関する著作で知られる研究者・評論家。受賞作『Baul Fakir Katha』(エッセイ)で受賞。
現代ベンガル文学の小説家。受賞作『Ami O Banabehari』(小説)でサヒティヤ・アカデミー賞を受賞。
短編・小説を手がけるベンガル語作家。受賞作『Panchashati Galpo』(短編集)でサヒティヤ・アカデミー賞を受賞。
ベンガル語の小説家。受賞作『Herbert』で1997年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
評論・エッセイの分野で活動する作家。受賞作『Tal Betal』で1996年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の詩人。受賞作『Kavita Sangraha』で1995年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の小説家。受賞作『Aleek Manush』で1994年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の小説家。受賞作『Shahjada Darasukoh』で1993年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の詩人。受賞作『Marami Karat』で1992年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の小説家。受賞作『Tista Parer Brittanto』で1990年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の小説家。受賞作『Manabjamin』で1989年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
ベンガル語の小説家。受賞作『Bari Badle Jai』で1988年のサヒティヤ・アカデミ賞(ベンガル語部門)を受賞した。
探求と回想、存在の距離感をテーマにした詩集。日常の細部や記憶の層を重ね、内面的な旅を誘う叙情的な言葉で構成された作品群で、読者に静かな余韻を残す。
内省的で叙情的な詩作を行う詩人。日常の断片や記憶を素材にした詩集『Khujte Khujte Eto Dur』により1987年にSahitya Akademi賞を受賞した。
地方都市や村落を舞台に、土地や権力、家族関係を巡る人間模様を描く長編。地域社会の変容と登場人物の運命が絡み合う叙事性を持ち、社会的・歴史的文脈を背景に物語が展開する。
地域社会や家族をテーマにした長編を執筆する作家。地域の変容と個人の運命を描く叙事的作品により1986年に『Raj Nagar』で受賞した。
19世紀ベンガル社会を舞台にした歴史小説シリーズの第II部。時代の変化や人物の運命、社会的文脈を重層的に描写し、歴史的叙事としての厚みと人物描写の深さを兼ね備えた作品である。
歴史・文化を織り込みながら人物群像を描く作家。『Sei Samay』の後続部(第II部)により1985年にSahitya Akademi賞を受賞した。
政治的動乱や社会運動を背景に、若者たちの理想と葛藤を描く長編小説。個人の成長と時代の衝突が交錯するドラマを通じて、政治と日常の関係を力強く描写する作品である。
社会的・政治的テーマを背景にした長編で知られる作家。若者の葛藤や時代の動乱を描く作風により、1984年に『Kalbela』で受賞した。
移動と定住、存在理由や記憶の問題を主題とする詩集。都市と自然の対照、孤独や不安といった感情を詩的イメージで織り上げ、個人の内面と時代の空気を反映する作品群である。
個人的な内省と時代の感覚を詩で表現するベンガル語の詩人。1970年代以降の詩作で知られ、1983年に詩集『Jete Pari Kintu Keno Jabo』で受賞した。
個人の成長や家族関係、喪失と再生といった普遍的なテーマを繊細に描く長編小説。登場人物の内面描写を通じて、人間関係や社会的文脈における感情の機微を掘り下げる作品である。
長編小説を手掛ける作家。『Amritasya Putree』により1982年にSahitya Akademi賞を受賞した。
コルカタ(カルカッタ)の歴史・文化を地域史的に描写した著作。都市の発展とその文化的変遷、風俗や地域の名所・習俗を整理・記述し、地域文化理解のための資料的価値を有する一巻。
地域史や地域文化に関する著作を行う作家。都市コルカタの歴史と風俗をまとめた業績により、1981年にSahitya Akademi賞を受賞した。
都市や社会の周縁に生きる人々の心理と行動を鋭く描く長編小説。個々の登場人物の葛藤や欲望、社会的圧力との交錯を通して現代社会の断面を浮かび上がらせる作品。
都市生活や下層社会の人間像を描くベンガル語の小説家。筆名Kalkutでも知られ、登場人物の心理描写を重視した作風で1980年に『Shambo』により受賞した。
森林地帯や辺境に生きる住民の権利や抑圧を題材にした社会派小説。土地と権力の係わりを通じて周縁の人々の声と抵抗を描き、制度的抑圧や社会的暴力に対する鋭い視点を提示する作品である。
社会的に周縁化された人々や辺境の生活を題材にした社会派作品で知られるベンガル語作家。『Aranyer Adhikar』により1979年にSahitya Akademi賞を受賞した。
スワミ・ヴィヴェーカーナンダとその時代のインドを扱った三巻からなる伝記的・文化史的研究。ヴィヴェーカーナンダの思想と活動、当時の社会・文化的背景を史料に基づいて整理し、近代インドの知的潮流を俯瞰する構成になっている。
ベンガル語で伝記や文化史に関する著作を行う作家。ヴィヴェーカーナンダとその時代を扱った大著により1978年にSahitya Akademi賞を受賞した。
ベンガルの詩人・批評家。詩集『Babarer Prarthana』で1977年にSahitya Akademi賞を受賞した。
ベンガルの詩人。詩集『Ulanga Raja』により1974年にSahitya Akademi賞を受賞した。
ベンガル語の小説家。小説『Shesh Namaskar』で1972年にSahitya Akademi賞を受賞した。
巡礼地として知られるマンィマヘーシュ(Manimahesh)やその周辺を巡る旅行記・紀行。旅先で出会う自然や風土、宗教的儀礼や民俗的側面を描写し、現地体験に基づく記録を綴る作品とされる。
旅行記の著者として記載がある作家(ウィキのページは編集リンクのため存在しない)。作品「Manimahesh」によりSahitya Akademi賞を受賞した。
ラビンドラナート・タゴールの作品と思想が近代性(modernity)とどのように関わるかを分析した文学批評。詩や散文における近代的側面、文化的・社会的文脈を検討し、タゴールの現代的意義を論じる学術的考察を含む。
文学研究者・批評家。ラビンドラナート・タゴールの思想と作品を批評的に論じた研究で知られる。
記憶と存在、未来を巡る詩的断章。歴史的意識や個人の記憶を織り込みながら哲学的な問いを提示し、詩的イメージと思想が融合した作品群。
思想性と詩的感受性を併せ持つ詩人。歴史意識や思想的探究を詩に取り入れた作風で、多くの詩集を通じて評価された。
距離や別離を主題にした詩集。都市の喧騒と個人の内面、自然への眼差しを対置させながら、現代社会における人間の孤立や連帯を詩的に問いかける作品群。
現代詩の分野で活躍した詩人。都市と自然、人間関係の距離や疎外感を鋭く描き出す表現で知られる。
帰郷や再訪を主題にした詩集。時間の流れや記憶、個人的な回顧と社会的状況を織り交ぜた詩群で、静かな瞑想と観察が随所に見られる作品群。
詩人・批評家として知られ、叙情的かつ思想的な詩作で高く評価された。言語表現の精緻さと思想性を兼ね備えた作風が特徴。
日本を訪れた際の紀行記。風景や都市、日常の細部、戦後の社会状況や人々との交流を観察的かつ詩的な筆致で記録し、異文化理解と個人的考察を織り交ぜている。
詩人・随筆家・批評家として幅広く活躍した作家。旅行記や文化論にも定評があり、感受性豊かな観察記述が特徴。
インドのシャクタ(Sakta)信仰とその文学表現に関する学術的研究。儀礼や神話、思想の発展を史的・文献学的に考察し、サクタ系文学と宗教実践の関係を論じる。
宗教・思想・文学に関する研究・評論を行った学者。シャクタ(Sakta)信仰や儀礼、文献の研究で知られる。
コルカタ(カルカッタ)近郊を舞台とする長編小説。都市化や近代化がもたらす人々の暮らしの変容、階級と人間関係の問題を丁寧な人物描写を通して描き出す社会小説。
コルカタ周辺を題材にした社会派の長編で知られる小説家。都市と郊外の境界に立つ人々の生活や階級構造を描くことに優れる。
『アナンディバイ他の短編』という意味の短編集。女性や庶民の生活、社会的制約や人間関係の微細を掬い上げる物語群で、当時の社会風俗や心理を鋭く描写している。
筆名パラシュラムで知られる作家。風俗や人間心理を捉えた短編で評価され、社会や女性の視点を織り込んだ物語を多く残す。
幻想的かつ象徴的なモティーフを用いた詩集。『海からの帰還』を想起させる主題を通じて、存在や別離、自然と人間の関わりを繊細に描く叙情的作品群。
詩、短編、SFなど多ジャンルで活躍した作家。想像力豊かな語りと象徴的表現、言語的遊びを特徴とし、近代ベンガル文学の重要な作家の一人。
医療と倫理、伝統と近代化の衝突を扱った長編小説。地方社会や医療現場を舞台に人物の葛藤を描き、近代化がもたらす価値観の変化や社会的対立を鋭く浮かび上がらせる作品。
社会や歴史を題材にした実作的な長編で知られるベンガルの代表的な小説家。地域社会の描写と人間ドラマを通して社会変革を描くことに長ける。
ジバナナンダ・ダスの詩集。自然と都市の風景、個人的な記憶や孤独、死への内省を象徴的かつ叙情的なイメージで綴る。言語のリズムと新鮮な比喩が特徴で、近代ベンガル詩の重要作品群に位置づけられる。
近代ベンガル詩を代表する詩人。自然や都市、記憶、孤独、死を主題に、象徴的で叙情的な表現を用いた作品群で20世紀ベンガル詩に大きな影響を与えた。